虫歯治療のよくある質問

虫歯治療についてよくある質問

虫歯でボロボロでも治療できる?

はい、虫歯で歯がボロボロになってしまっても、治療可能です。
歯の状態に応じて、詰め物(クラウン)や被せ物(インレー)、根の治療などを組み合わせて修復していきます。
かなり崩壊が進んでいる場合でも、歯の根がしっかり残っていれば土台を立てて被せ物を入れることで、機能的にも見た目にも大きく回復させることができます。
ただ、あまりにも進行してしまい抜歯が必要となるケースもあります。
その場合はインプラント、入れ歯、ブリッジといった治療をご提案します。

無痛で虫歯治療はできる?

はい、できます。
当院では静脈内鎮静法や全身麻酔を用いた麻酔を併用することで、眠っている間に痛みや不快感を感じることなく虫歯治療を終わらせることができます。
寝ている間に治療を進めるため、1回の治療時間を最大6時間確保し、複数個所のボロボロ虫歯を一気に治療することができます。
痛みが怖くて治療を避けていた方でも、安心して受けられる環境が整ってきていますので、ぜひご相談ください。

虫歯で歯がボロボロの時の治療期間は?

虫歯で歯がボロボロになっている場合でも、静脈内鎮静法を使った無痛治療と短期集中治療を組み合わせることで、治療期間を大幅に短縮することが可能です。
1回の治療を最大6時間まで行えるため、複数の虫歯を同時に治療できます。
根の治療も状態によっては最短2回で終了し、被せ物の作製も最短2週間で完成します。
通常の虫歯治療の場合は目安として1本あたり数週間から数か月かかることがあるため、通常なら数か月かかる治療も、大幅に治療回数、治療期間を短縮することが可能です。
お忙しい方、何度も歯医者に通いたくない方、一時帰国中の方にも適した方法です。

虫歯でも神経は残せる?

はい、可能です。
神経のすぐ近くまで虫歯が達していても、感染が神経にまで及んでいなければ、「覆髄(ふくずい)」という処置で神経を保護し、残すことができます。
ただし、神経を残すかどうかは、実際に削ってみないと正確に判断できないことも多く、治療中にやむを得ず神経を取る判断をすることもあります。
神経を残せると歯の寿命が延びるため、できる限り保存を目指します。

歯がボロボロだと差し歯やインプラントは必要?

いいえ、必ず必要というわけではありません。
歯の根がしっかりしていれば、土台(コア)を立てて被せ物をすることで、自分の歯を活かした治療が可能です。
ただし、虫歯が深く進行し、根の部分まで大きく崩れている場合や、根が割れてしまっている場合は、残すのが難しく抜歯となることもあります。
その場合は差し歯ではなく、ブリッジやインプラントといった人工歯で補う選択肢が検討されます。
歯の保存が可能かどうかは精密な診査で判断します。

ボロボロの虫歯でも1日で治る?

はい、治ります。
たとえば静脈内鎮静法を併用し、長時間の治療枠(最大6時間)を確保すれば、複数の虫歯の除去や仮歯の装着、根の治療の初回処置までを一気に進めることができます。
ただし、被せ物の完成や神経の状態の安定には時間が必要なため、完全な治療完了までは通常、数回の通院が必要です。
「1日で全部終わる」というよりは、「1日で大きく前進させることができる」というイメージです。
もちろん小さい虫歯が複数あり、クラウンやインレーを必要としないCRでの治療を行える場合は1日で治療を貫流することが可能です。

長期間放置した虫歯でも治療できる?

はい、治療可能です。
たとえ歯が大きく崩れていても、歯の根が残っていれば土台を立てて被せ物を装着することができますし、根の中が感染していても根管治療で対応できます。
ただし、進行具合によっては歯を残すのが難しく、抜歯が必要になることもあります。
放置期間が長いと周囲の歯や歯ぐき、噛み合わせにも影響が出ていることがあるため、早めの診断と計画的な治療が大切です。
恥ずかしがらずにぜひ一度ご相談ください。

歯がボロボロでも抜歯せずに治療できる?

はい、歯の根がしっかりしていれば可能です。
歯の上部が崩れていても、根の状態が良好であれば、土台(コア)を立てて被せ物を装着し、自分の歯を残すことができます。
ただし、虫歯が歯ぐきの深い位置まで進行していたり、根が割れていたり、膿がひどく再発を繰り返している場合は、残すのが難しくなることもあります。
できる限り抜歯せずに残す方向で診断・治療を進めますので、まずは歯の状態を正確に確認することが大切です。

虫歯治療の時に痛くない麻酔方法はある?

はい、あります。
当院では静脈内鎮静法や全身麻酔といった、腕からの点滴麻酔を行っています。
静脈内鎮静法はウトウトと眠ったような状態、全身麻酔は完全に意識を失った状態になるため、どんなに歯がボロボロでも痛みや不快感を感じずに治療を終えることができます。
歯医者が怖い方、痛みに弱い方、歯科恐怖症の方、嘔吐反射がある方などはぜひご相談ください。

一度治療した虫歯は再発しない?

いいえ、再発することもあります。
一度治療した虫歯でも、再発のリスクはゼロではありません。
特に詰め物や被せ物と歯の間にすき間ができると、そこから虫歯が再発する「二次カリエス」が起こりやすくなります。
ただし、セラミッククラウンやセラミックインレーで治療した場合は、精密に作製され適合性が高いため、すき間ができにくく、再発のリスクを大きく抑えることができます。
また、セラミックは変色や劣化が少ないため、長期的に清潔な状態を保ちやすいのも特徴です。
治療後の再発を防ぐためには、素材の選択と定期的なメンテナンスの両方が重要です。

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