短期集中治療
について
歯科治療の時間を大幅に短縮する、タイムパフォーマンス重視の歯科治療
短期集中治療は、歯科治療が中々終わらない、ゴールが見えない、忙しくて通う時間がない、一時帰国中に治療を終えたいといった、短期間で一気に治療を進めたいとお考えの方のための治療になります。
当院では最大6時間まで治療時間を確保し、一気に複数の歯の治療を進めていきます。
また、通院期間に合わせて治療の最後までのご予約を確保することができるので、「予約が取れなくて治療が進まない」といったことが起こりません。
時間を大切にしたいという「タイムパフォーマンス」への現代の価値観に合ってる治療といえます。
当院の短期集中治療の特徴
- ボロボロの歯を一気に治療できる
- 通院回数を大幅に削減できる
- 一時帰国中に集中して治療できる
歯科治療が長引いてしまう理由
歯科治療が中々終らない大きな理由が、保険診療の仕組みにあります。
保険診療では、1回で行える治療内容や、1ヶ月で行える治療回数などに限りがあります。
この規定の範囲で治療を進めていくため、基本的には1回の治療で1歯の治療となり、治療に関しても段階的に進めていくため、治療の進みが悪く、通院回数が多くなってしまうという特徴があります。
逆に言えば、保険診療の枠にとらわれずに治療を行えれば、通院回数を少なくすることができるということです。
例えば歯周病治療の場合、保険診療では口腔内全体をブロック分けして回数をかけて進めていく必要がありますが、自費診療の場合は口腔内全体を1回の診療で治療することも可能になります。
通院回数を大幅に削減できる短期集中治療
歯科治療を短期間に終わらせるためには、自費診療で行う必要があります。
自費診療では保険診療の仕組みにとらわれることがないため、全顎的な治療を一気に進めていくことが可能です。
極端な話をすると、全ての歯を抜歯し、仮歯を作成し、置き換えるといった治療を行うことも可能になります。
当院では最大6時間の治療時間を確保できるので、歯がボロボロで困っているといった方にも安心して治療をお受けいただけます。
短期集中治療に必要な歯科医師の専門的なスキルと経験
いくら1回の治療時間を最大6時間確保するといっても、6時間でどこまで治療を進められるかは、歯科医師のスキルと経験によって変わってきます。
当院では歯がボロボロな方の症例を多く取り扱っており、限られた時間でしっかりと治療を進めていくことができます。
短期集中治療に慣れている歯科医師だからこそ、患者様にご満足いただける治療をご提供できるのだと自負しております。
治療のクオリティは下げずに一気に進める
短期間に一気に進めると聞くと、治療を手抜きされるのではないかと心配される方もいらっしゃるかもしれません。
短期集中治療はあくまで1回の診療時間を長時間確保し、一気に複数の歯の治療を進めていくことで通院回数を少なくしていく治療のため、トータルの治療時間自体が大幅に少なくなるわけではありません。
麻酔の回数や型取りの回数を最小限にして効率よく治療を進める方法になるため、治療のクオリティはそのままに、トータルの通院回数を少なく、治療期間を短縮できるようになっています。
治療のゴールを明確にしてから進める
当院の短期集中治療では、治療のゴールを明確に設定するため、通院できる期間が決まっている場合でも最短で治療を行うことができます。
2週間程度の滞在期間があれば、クラウンの治療まで完了することも可能ですし、たとえ治療が途中になってしまっても、日常生活に支障がない部分まで治療を進め、次回来日時などに治療を完了するような計画を立案することも可能です。
保険診療では使用できない機器や薬剤を使用することができる
保険診療では、使用できる薬剤などに制限があります。
自費診療ではそういった制限がないため、より効果が高い薬剤を使用することが可能となっています。
また、マイクロルーペやマイクロスコープといった機器を使用することで、より精密に、効率よく治療を進めることができるようになっています。
短期集中治療が適応される治療
短期集中治療は、歯がボロボロで早く治したい方、一時帰国中に治療を終らせたいといったご希望をお持ちの方に利用される治療法になります。
口腔内を見ていない状態ではどのくらいの治療にどの程度の時間がかかるかといったことを明確にお答えすることは難しいのですが、以下に目安の通院回数を記載いたします。
小さな複数の虫歯を1回で治療
根管治療が必要ない小さい虫歯や欠けてしまった歯が複数本あった場合でもダイレクトボンディングを用いて1回の治療で全ての歯を治療することが可能です。
大きく歯を削る必要がある場合にはセラミックインレーやセラミッククラウンなどを歯科技工所に発注する必要があるため、治療回数は2回程度、治療期間は1~2週間程度必要となります。
親知らずを1回の治療で4本同時抜歯
歯茎に埋まっていたり、まっすぐ生えていないような親知らずでも、1回の治療で4本同時抜歯を行うことが事が可能です。
大学病院を紹介されるような難症例の親知らずにも対応しています。
前歯2本のセラミック矯正を最短2回で治療
前歯2本の歯並びを矯正治療で治そうとすると、部分的に歯を動かすだけでも数か月必要になりますが、ご自身の歯に形を整えたセラミックを被せるセラミック矯正なら、最短2回の通院で治療を完了することが可能です。
治療期間は2週間程度となります。
複数歯の根管治療の治療期間を半分以下に
例えば5歯の根管治療を行う場合、通常の保険診療では1歯あたり根管治療の通院が4回、銀歯のセットが1回必要になり、それを5歯分行うため、(4+1)×5=25回の通院が必要になります。
一方、短期集中治療の場合、1回の治療で5歯全ての根管治療を行い、セラミッククラウンのセットも5歯同時に行うため、4+1=5回の通院で治療が完了します。
通院回数、通院期間ともに半分以下にすることができます。
(根管治療歯歯の状態により治療回数は若干前後します)
短期集中治療のメリットデメリット
短期集中治療のメリット
治療期間の短縮
短期集中治療は、通常の保険診療と比べて大幅に通院回数、通院期間を削減することができます。
歯医者に通いたくない方、通院できる期間が決まっている方には大きなメリットになります。
また、治療期間が短くなる分、患者様は早期に治療の成果を実感できるようになります。
患者様の利便性向上
通院回数の減少や治療期間の短縮により、患者様の利便性が向上し、忙しい生活スケジュールに合わせやすくなります。
最新技術の活用
自費診療のため、最新の歯科技術や機器が使用され、これが治療の精密性と質を向上させます。
痛みや不快感の軽減
長期間にわたる治療を短期間で行うことで、患者が経験する痛みや不快感が軽減されます。
短期集中治療のデメリット
自費診療である
短期集中治療は、付随する全ての治療を自費診療で行わなければならないため、費用が高額になることがあります。
短期集中治療に併用される静脈内鎮静法
短期集中治療は、平均2時間、最大6時間まで診療時間を確保して治療を進めるため、患者様の体力的・精神的なご負担が大きくなる場合もあります。
特に長時間お口を開けていたり、同じ姿勢を取り続けることは困難を極めます。
そういった時には、当院では静脈内鎮静法の併用をおすすめしています。
静脈内鎮静法は腕から点滴によって行う麻酔方法になり、通常の局所麻酔とは違い、ウトウトと眠ったような状態の中で治療を進めることができます。
痛みや不快感、お口の疲れなども感じることなく治療を進めることができるため、目覚めた時にはあっという間に治療が終わったような感覚になることができます。
静脈内鎮静法について
時間を大切にする治療をご提供します
歯医者に行く時間がない、何度も通院するのがめんどくさいと、通院をためらっているうちに歯がボロボロになってしまう方はたくさんいらっしゃいます。
当院で行っている短期集中治療なら、複数の歯の治療を一気に進め、通院回数を大幅に削減することができるため、歯がボロボロになってしまっている方でも、少ない回数で治療を完了することができます。
歯医者に行くことにお悩みの方、歯がボロボロで歯科医師に怒られるのではないかと思っている方、一時帰国中にしっかり治療を行える歯科医院を探している方はご安心ください。
当院ではたくさんの「歯医者に行けない」「行く時間がない」「一時帰国中に治療を終らせたい」とご希望される方に対応し、満足して頂いております。
歯科治療を早く終わらせたいと思っていらっしゃる方は、ぜひ一度、ご相談ください。