セラミック矯正のよくある質問

セラミック矯正についてよくある質問

セラミック矯正の治療期間はどのくらい?

セラミック矯正の治療期間は、2週間〜2ヶ月程度ですが、通院回数は2回〜4回程度です。
治療期間が2週間以上となるので、被せ物(クラウン)を歯科技工所で制作する期間が必要になるためです。
また、歯の傾きや大きさの問題で歯の神経の治療(根管治療)を行う必要がある場合は、その分治療期間が長くなります。
初診時に通院回数や通院期間の目安もお話しますので、ご相談いただければと存じます。

セラミック矯正の歯を削る量はどれくらい?

セラミック矯正では、歯全体にクラウン(被せ物)を装着するため、一般的に1.0〜2.0ミリ程度の歯質を削る必要があります。
出っ歯やねじれた歯など位置のズレが大きい場合は、正常な位置にセラミックを並べるためにより多く削る必要があります。
一方で、もともと歯が小さい、すき間があるなどの場合は削る量を抑えられることもあります。
削る量に関しては歯の状態と歯科医師の判断によるため、まはご相談ください。

セラミック矯正後の見た目は自然?

はい、とても自然です。
使用するセラミック素材は、天然の歯に近い透明感や色調を再現できるため、色・形・ツヤなどを細かく調整して、自然な形に調整する事が可能です。
セラミッククラウン自体は歯科医師ではなく歯科技工士が作成します。
患者様の色味のご希望など、歯科医師と歯科技工士の連携が重要になります。
当院では法人内に歯科技工士が常駐しているため、連携がスムーズで、場合によっては歯科技工士が直接患者様のご要望をお聞きし、形にしていくことも可能です。

セラミックは割れやすい?

いいえ、割れやすくはありませんが、割れないというわけではありません。
セラミックは非常に硬くて美しい素材ですが、衝撃や強い力が加わると割れるリスクはあります。
特に、天然の歯よりも「しなる」性質が少ないため、強い咬合力や食いしばり、歯ぎしりなどがある方は、セラミックに過剰な負担がかかり、欠けたり割れたりする可能性があります。
そのため「見た目を整える」だけではなく、経験豊富な歯科医師の丁寧に咬み合わせの調整が重要になります。

セラミック矯正のメリット・デメリットは?

セラミック矯正のメリットは、短期間で歯並びや色を美しく整えられ、自然な見た目になることです。
また、矯正装置を使わないため、痛みや違和感が少ない点も魅力です。
一方、デメリットは健康な歯を大きく削るため、歯の寿命に影響する可能性があること、割れやすいリスクがあることです。
また、見た目だけにこだわり、咬み合わせの調整をしっかりと行っていないと、歯の割れや欠け、顎関節症のリスクが高まり、噛みづらさや違和感、頭痛や肩こりなどの不調を引き起こすこともあるため、歯科医師の技術と経験も確認する事が重要です。

セラミック矯正後のメンテナンスは必要?

はい、必要です。
セラミック矯正で被せる被せ物(セラミッククラウン)の寿命を伸ばすためには、定期的なチェックでひび割れや欠けを早期発見します。
また、歯と歯茎の健康維持のためにクリーニングも必要です。
咬み合わせの変化や摩耗も確認し、問題があれば調整を行います。
適切なメンテナンスがなければ、セラミックの寿命が短くなり、追加の治療や修復が必要になるリスクが高まるため、定期的に歯科医院で見てもらうことをおすすめします。

セラミック矯正の寿命は?

セラミック矯正の寿命は一般的に約10〜15年程度ですが、適切なメンテナンスを行うことで、15年以上美しい状態を維持することも可能です。
寿命を伸ばすために定期的に歯科医院で「クラウンのひび割れが発生しているか」「正しいかみ合わせになっているか」「歯周病等がないか、歯茎は健康か」といった口腔内全体の確認を行い、適宜メンテナンスを行うことが重要です。

セラミック矯正後の違和感はある?

セラミック矯正後は、被せ物の厚みや形状の変化により、最初は違和感や噛み合わせの違いを感じることがあります。
特に、舌触りや咬み合わせに慣れるまで数日から数週間かかる場合がありますが、多くは時間とともに軽減します。
当院ではそういった違和感が出てもすぐに調整できるよう、本番で使用するセラミッククラウンを仮着の状態で一定期間過ごしていただき、違和感がないかの確認を行っています。

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